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劇団四季出身、劇場型リトミックを創りあげた「江上るみ子先生」と「ベビーリトミックシアター」

2014/04/30(水)

グロースリンク「マナviva!講座」の中でもひときわ注目を浴びている「ベビーリトミックシアター」をご存知ですか?

まさに劇場型のリトミックレッスンで、昨年9月から勝どきにてレッスン開設後、たった半年で受講者数が急増、今では数あるマナViva!クラスの中でもダントツの知名度と人気を誇るクラスの1つです。

 

今回はその「ベビーリトミックシアター」を主催する、
劇団四季出身”江上るみ子先生”に、「ベビーリトミックシアター」人気の秘訣と、舞台女優からリトミック指導者に転身されたきっかけ
などを伺ってみました!

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江上るみ子先生プロフィール
桐朋学園大学短期大学演劇科卒業。劇団四季研究所入所。リングリングカンパニー主宰。
幼少の頃よりダンスを始め、劇団四季にてミュージカルの舞台にたつ。
リトミック研究センターにてデュプロマAを取得。リトミック歴16年間における生徒数は2,000人を超える。現在千代田区の親子教室や子供服のファミリア、おもちゃのボーネルンドの各教室、
目白、高田馬場、広尾、武蔵小杉、勝どきなどの各スタジオにて
「ベビーリトミックシアター」を指導。
現在カンパニーの指導者の育成にも力をいれている。

 

■まるでミュージカル!「ベビーリトミックシアター」
 

まずは早速隔週水曜13時からの「首すわり~歩き始め対象レッスン」を拝見。参加者の親子12組、計24名という大人数にまず圧倒されました。

和やかな雰囲気の中、いよいよ劇場型レッスンが始まります。

 

るみ子先生のハキハキした声がけや美しい歌声、生ピアノの演奏に合わせ、みな自然に歌い、動き、赤ちゃんはもちろんママ達もどんどんヒートアップしていきます。

 

童謡や英語、ジャスやクラシックなどバラエティに富んだ音楽あり、ダンスあり、ジャンプやゆらゆらなど様々な動きあり、フラッシュカードや絵本の読み聞かせ、季節の工作、ママやお友だちとのスキンシップ…と、息つく暇のない、緩急入り混じった盛り沢山な内容で、45分のレッスンはまるでミュージカルを見ているかのよう。

 

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 1歳前後の赤ちゃんにとって45分はとても長い時間にも関わらず、集中力が全く途切れないことに驚きを禁じえません。

それ以上に、ママも赤ちゃんもとっても楽しそう! 満足度、リピート率が極めて高い「ベビーリトミックシアター」。現在口コミでどんどん参加者が増えていっているのも納得です。童心理学、大脳生理学の観点から提唱され、音楽教育法理論に基づいた長い歴史を持つリトミック。そこに先生ご自身の舞台経験から培われた、まるでミュージカルに参加しているような臨場感と脈動感が相まった、今までにない新しいリトミックの境地を開拓されたるみ子先生に、「ベビーリトミックシアター」の魅力を伺ってみました。

 


■「ベビーリトミックシアター」の魅力

 

るみ子先生 まずリトミックを知らないかたに…

リトミックとは、音楽を通して心とカラダを育てていく音楽教育です。音楽の基礎を学ぶとともに、音のニュアンスを感じ取り、子どもたち自身が考えて行動表現することを大切にしています。大人が決めた動きをなぞるのではなく、自らが音楽や音に反応し身体で表現することで、心や脳の発達、そして身体の成長を促す効果があると言われています。

 

ちなみに、ベビーちゃんたちにとって一番の楽器はなんだと思いますか?……

正解は……お母さんの声なんです。いつも近くにいて心地よいお母さんの声で楽しい歌を歌ってあげるだけでも、とってもよい刺激となりますよ。

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るみ子先生そして、「ベビーリトミックシアター」という名前、特に「シアター」というネーミングには、とっても思い入れがあるんです。

 

「より脳の刺激につながる新しいリトミックを提供したい」という強い思いから、ミュージカル出演経験で培った劇場型演出要素を取り入れた「見ても、聞いても、参加しても楽しいリトミック」を目指し、16年間試行錯誤を重ね、現在の形に創り上げていきました。

 

音楽の力を通して、お子さんの集中力・表現力・好奇心・自立心・探究心・社会性・創造性・感受性・思考力など人格形成に重要な能力をバランス良く養うだけでなく、劇場型の新しい要素を加えたことで「子どもだけでなくママも楽しい!」と思っていただける内容になっています。

 

長年指導をしていて思うのは、ベビーのうちから継続して参加しているお子さんが3歳4歳になる頃には、EQ(こころの知能指数)に顕著に差が出るということ。実感値として、人見知りしない、人の話をよく聞くことができる、自分の気持ちを表現できる、積極性がある、おもいやりのある子に育ちやすい、といった特徴があります。できれば、ベビーのうちから参加し、お家でもかまいませんのでリトミックを継続していってほしいと思います。

 

ミュージカル出演経験から生まれた「ベビーリトミックシアター」。

あの「劇団四季」に所属されていたるみ子先生。ミュージカル女優から一転して、なぜリトミック指導者に転身されたのか、そのきっかけを伺ってみました。


■「劇団四季」から「リトミック指導者」へ転身したきっかけとは?

 

るみ子先生学生時代(桐朋学園)から演劇科に所属しており、卒業後は劇団に入りたいと思っていました。とはいえ劇団にもいろいろありますので、できれば「食べられる劇団(笑)」に行きたいと願っていたところ、運良く「劇団四季研究所」に入所することができました。

 

その後は半年間研修の後、数多くの舞台に立ちミュージカル女優としてのキャリアを築いていきましたが、この劇団時代にケガをしたことが転機のきっかけとなりましたね。度重なるケガによって、身体的に負担の大きい役者業を続けていくことを諦め、これから一体何をしていこうかと考えあぐね、今後はできれば好きな事、得意な事を長く続けたいなと。

 

じゃあ、私が好きなものって何だろうと。すぐに「音楽」「身体を動かすこと」「子ども」という3つのキーワードが浮かびました。この3つを全て体現できるのが「リトミック」だったのです。

 

リトミックを始めてから16年経ちますが、私にとっての「リトミックシアター」は天職であり、人生のパートナーでもあります。今では心から出会えてよかったと思っています。

ミュージカル女優から天職のリトミックシアター指導者へと転身し輝きを増す、るみ子先生。現在ではアシスタント4名を育てつつ、仲間で技を高め合い、さらに磨きをかけ続けています。

 

 

 

 

 

■「ママ視点」と「先生視点」のバランス

 

るみ子先生指導時に気をつけているポイントは、「視点」をふたつもつことだと思っています

「ママ視点」と「先生視点」、どちらにも偏らずバランスよく見ることを心がけています。

 

多彩な生活スタイルが確立した現在、多くの類似レッスンが乱立する中であえて「リトミックシアター」を選んで頂いている。せっかくなら喜んでもらいたい、役に経つものを提供したいという強い思いが根底にあります。

 

その為に、まずは「ママ視点」で満足度や改善ポイントを探ります。

ママや子どもの表情から、リラックスしているか、楽しんでいるか、緊張しているか、物足りなさを感じていないか……。近年では顔色を一瞬見ただけで、だいたいのことが分かるようになってきました(苦笑)。

 

どう話を切り出したらお母さんは興味を持ってくれるのか。どのようなキーワードや声のトーンが子どもを惹きつけるのか。日々トライアンドエラーの連続ですが、一回一回のレッスンで必ず気付きがあり、何らかの形で「ママ視点」を取り入れていくよう心がけています。

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るみ子先生一方で、「先生視点」も忘れないようにしています。

実は、歌やジャンプなど動き1つとっても、反復、即時反応など、理論に基づいた緻密な設計をしています。細かい事ですが、絵本やカード、小物などのモノを見せる時に、お子様、お母様との距離感や目線の位置まで計算して本番に臨んでいます。

 

 

「リトミックシアター」という名称の通り、ミュージカルを見て心が動くように、受講した方々の心が少しでも動くよう、日々技を磨き、新しいアイデアを吸収し、心を尽くした内容を今後も提供していきたいですね。

 

■さらに「客観視」で全体を見る

 

るみ子先生もう1つの大切な視点ですが、レッスン全体を、なるべく広く「客観視」で見るようにしています。

客観視できなくなると妄信的になりやすく、カリキュラムの改良につながらないと思ってます。

 

お恥ずかしい話ですが、指導を始めた当初はママ視点や先生視点どころではなく、「自分視点」で物事を見ていた時期がありました。

しかしその状態ではお母様の信頼はなかなか得れませんでした。

 

16年という時間の中で、試行錯誤しながら、徐々に視点を広げ、生徒さんに向けて視点や意識を変えていったことで、「ベビーリトミックシアター」がすこしづつ受け入れられようやくお母様の信頼を積み上げてきたように思います。

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るみ子先生リトミックに限らず、指導職に就く方の中でなかなかお客様が定着せず、仲間内でも辞めていく人が少なからずいます。
私もまだ道の途中で悩むこともありますが、そんな時には「誰のために、どう役に立っているのか」という基本に立ち返り、自分自身も「リトミックシアター」もよりよい形へと成長し続けていきたいと思います。

 

誰のために、どう役に立っているのか」。視点を変え、日々技を磨き、新しいアイデアを吸収し、実際に試し、受講者のいちばんのお悩みや、してほしいことを元に改修……地道なサイクルを繰り返すことで、ファンを確実に増やしている真摯な姿を拝見し、自らを省みるよいきっかけとなりました。
最後に、るみ子先生にとっての「グロースリンクかちどき」はどんな所か伺ってみました。


■実はフローレンスのファンだった

 

るみ子先生実は、「グロースリンクかちどき」には思い入れがあるんです。

かなり前ですが、運営団体である認定NPO法人フローレンス代表、駒崎さんの著書(「働き方革命」)を読み感銘を受けました。病児保育という志の高い活動内容やビジョンに共感し、勝手に「ここは必ず伸びてくる会社に違いない!」(笑)と思っていました。

 

年月が経ち、勝どき地域で講座を開設したいと思い、近隣のスタジオをいくつか回った所で、「グロースリンクかちどき」に運命的に出会います。

金額などの条件もそうですが、環境や雰囲気、スタッフの人柄などがとてもすばらしく、最後の決めては「あのフローレンスが運営する施設なら、いい場所に違いない!」でした(笑)。

 

実際に勝どきで講座開設して半年が経ちますが、あの時の直感は間違っていなかったと思っています。

 

 

日々研鑽を重ねるるみ子先生、どのお話も大変面白く、予定の時間を大幅に超えたインタビューとなりましたが、大変有意義な時間となりました。ありがとうございます!

グロースリンクスタッフ一同、先生と共に歩めるよう、より良い施設を目指していきたいと襟を正した次第です。

ご興味ある方は、劇場型「ベビーリトミックシアター」を受講してみてくださいね。

 

 

■ベビーリトミックシアター【対象:0歳児~2歳代まで】【水曜13:15~】
3か月先までキャンセル待ちの人気のベビーリトミッククラス!

現在目白、広尾で開催中。リトミックのみならず、カードやダンス、楽器遊び、パペット等次々に楽しくてためになることが飛び出します。

まさにベビーちゃんとママにとっては、劇場にいるような感覚です。

ぜひ一度ご体験ください! 検索ワードは「ベビーリトミックシアター」で!

 

 

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