【グロースリンクインタビューVol.1】平日は高齢者施設で働く”斎藤マン”!
グロースリンクかちどきは、たくさんの方々の支えのもと運営が行われています。中でも、プレイホールを支えてくださっているのが、「ボランティアスタッフ」の方々。
これから何度かにわたり、プレイホールで子どもたちの見守りや、パパママのちょっとした相談相手として、また塗り絵や折り紙など、様々な子どもたちへの体験機会を提供してくださっているボランティアスタッフの皆さんを紹介させていただきます!
記念すべき第1号は、なんと! 唯一の男性ボランティアスタッフ、”斎藤さん”です!
■斎藤さんってどんな人??
斎藤:普段は区が運営する”敬老館”で地域の高齢者向けの健康・教養講座の企画運営を行っています(※)。健康を増進することで、Quolity of Life(生活の質)を高めたり、生きがいを見つけるお手伝いをしています。
今では、施設内での講座企画以外に、地域ボランティアの育成活動も行っているそう。ボランティアスタッフを募集したり、地域のデイサービスや児童館を活動先として紹介するなど、地域内での”コーディネーター”的な役割も担っています。
続いて、活動のキッカケを教えて頂きました。
■活動のキッカケ
斎藤:フローレンスファンであったことが一つの理由です。もとから非営利セクターの活動に関心があって、国内での取り組み事例を探す中で、フローレンスの存在を知りました。前職では働くお母さんが多かったんです。
けれど、仕事と子育ての両立はやはり大変で、苦労されている人をたくさん見てきました。管理部門にいながらそんなワーキングマザーの支えが出来ていないことに、もどかしさを感じていました。
そんな中見つけたフローレンスは、社会的な取り組み以外に働き方革命を推進していたり、女性の社会進出を支援していて、自分の理想とする”働き方”や”社会参画”に近いと思い、何か関わる機会はないだろうか? と考えていたところ、グロースリンクのボランティア募集を見つけたんです。
自分自身が目の当たりにした問題を見過ごすことが出来ず、自分なりの答えや解決策を模索したくて、私たちとともに活動を開始してくれました。
そんな斎藤さん、グロースリンクではどんな活動を行っているのでしょうか?
■斎藤さんの活動…
斎藤:活動から約1年がたち、子どもたちの顔と名前も一致してくるようになりました。
プレイホール内での受付業務や子どもたちの見守りだけでなく、”もっと体験を提供してあげたい”という思いから、自作のワークショップを行っています。
1月に行ったのは、折り紙で作る”ペンギン”。自分的にはまだまだかな・・・という手応えですが、それでも、子どもたちに、手を動かして自分で考える機会を提供できたんじゃないかなと思っています。
斎藤さんは平日は前述の施設で働きながら、週末のワークショップ内容を検討下さっていました。そしてこの取組は1回に留まらず、次回は「プラバン作成会」の準備中です。
そんな斎藤さんに、プレイホールはどんな場所ですか?
と、ちょっと抽象的な質問をぶつけてみました。
■斎藤さんが考える、プレイホールってどんな場所?
斎藤:地域の中で貴重な場だと思います。子どもたちにとっては家と学校以外に気軽に寄れる第3の場所として、保護者の方にとっても”地域”に関わる貴重な場になってきていますよね。
活動していて感じるのは、普通の公園で遊ぶより交流が生まれやすいじゃないかなと。玩具を分けあったり、自然と皆で遊ぶという雰囲気が活発にうまれています。
斎藤さん、インタビューにお答えいただきありがとうございます。
最後に、プレイホールをご利用されている皆さんへの一言を伺いました。
■プレイホールをご利用されている皆さんへ
斎藤:プレイホールをもっともっといい場所にしたいと思っています。みんながやりたいこと、なんでもお手伝いするから遠慮なくどんどん声をかけてね!!
平日は高齢者支援を、そして週末はグロースリンクで子どもたちと関わる斎藤さん。仕事で疲れていても、プレイホールで1日活動すると、とても癒やされるそうです。
今後は定期的に、子どもたちが気軽に参加できるワークショップを行う予定です。
ぜひぜひ、グロースリンクかちどきプレイホールにて、齋藤さんに会いに来てみてくださいね。
※2014年9月16日より、斎藤さんはグロースリンクかちどきスタッフに就任し、平日でも会えるようになりました。これからもよろしくお願いします!