核家族・少子化、地域の人間関係が希薄化していると言われ、いつしか10才年齢の離れている子ども同士が一緒に遊んでいる光景は、とても珍しく映るようになったのではないでしょうか。しかしながら子どもたちは様々な人とのかかわり合いを通じて、社会性を育んでいきます。   グロースリンクかちどきでは、そんな機会を地域と協力しながら作りたいと考え、今年から晴海総合高校ボランティア部の生徒たちにに協力いただいています。

今年から課外活動として週1回プレイホールに来てくれる彼ら。子どもたちからも、親御さんからも愛される人気者です。学業の合間を縫って活動してくれる彼らに、先日私たちから、日頃の感謝の気持ちを込めて感謝状を贈呈いたしました。  

 東京都立晴海総合高等学校は中央区月島にある高校です。他校にはない多くの選択科目があり、生徒たち自らが科目を選択し、時間割を作ります。2年次から情報システム、自然科学系列など6つの系列に分かれ、その分野に対する知識や関心を深めていきます。晴海総合高校は保育科に進む生徒も多く、活動を通じて”保育”や”子育て”について感じ、考え、学ぶ機会になっているようです。

（癒しの時間にもなっているようです。） 学校が終わった後の1時間という限られた時間ですが、子どもたちからはすっかり大人気。名前で呼ばれたり、その日を狙って来館する子どもたちがいるなど、活動日はいつも以上に笑顔が響き渡っています。すっかり地域の”お兄さん・お姉さん”として定着した彼らは、親御さんからも「本当に助かる」と、まさに、地域の子どもたちと子育てを支えてくれている存在です。

これからも私たちは、地域の様々な団体と協力しながら子どもと子育てを支えるコミュニティづくりに取り組んで参ります！   晴海高校ボランティア部の活動日程：毎週木曜日16時~17時 ※学業の関係で活動が無い日もあります。